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FEATURE

山形・鶴岡市加茂水族館
クラゲが漂う小宇宙
Published : 2021年10月11日
大小さまざまなミズクラゲが泳ぐ「クラゲドリームシアター」
大小さまざまなミズクラゲが泳ぐ「クラゲドリームシアター」

暑さなどつゆ知らず、水の中をゆらゆら、すいすいと泳ぐ海の生き物たち。種類の異なる魚と競い合うように並んでみたり、岩陰にじっと潜んで身を休めていたり…。

さまざまな仲間が暮らす東北の各水族館の大水槽の様子を撮影した映像が、仙台市青葉区の複合施設「CROSS B PLUS」で17時から放映されています。7TIMESでは、河北新報オンラインニュースに掲載された記事を紹介します。

大小ゆらゆら ドリームシアター

ぷかぷかと流れに身を任せて浮かんだり、思い出したかのように大きく傘を開いて進んだり。鶴岡市加茂水族館(山形県)の「クラゲドリームシアター」は、約1万匹のミズクラゲが暮らす国内有数のクラゲ大水槽だ。

円形の「クラゲドリームシアター」。大小さまざまなミズクラゲがゆらゆらと泳ぐ
円形の「クラゲドリームシアター」。大小さまざまなミズクラゲがゆらゆらと泳ぐ

大きい個体は優雅に泳ぎ、小さい個体は小刻みに揺れる。直径5メートルの円形水槽に小さな宇宙が広がる。寿命はわずか1年ほど。館内で繁殖・飼育する体制を整え、展示にこぎ着けた。

昨年春から、毎週土曜の夕方から翌日朝にかけ「オールナイトカモスイ」と銘打ったインターネット中継を実施している。

館長の奥泉和也さん(57)は「コロナ禍で水族館に来られない人も中継を見て癒やされてほしい」と願う。

【動画】ゆらゆら大水槽 山形・加茂水族館(河北新報オンラインニュース)

 山形県鶴岡市今泉大久保657の1。午前9時~午後5時(入館は午後4時まで)。入館料は高校生以上1000円、小中学生500円。連絡先は0235(33)3036。