東北・新潟クラフトビール図鑑 vol.6 いわて蔵ビール/山椒エール
東北・新潟で「お酒」といえば、何を思い浮かべますか?
両地域とも米どころ。日本酒を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
それだけではありませんよ。東北・新潟は、クラフトビールの醸造もとても盛んです。
日本でおよそ500ヵ所あるビール醸造所のうち、東北と新潟に占める数は約100か所。岩手県遠野市や秋田県横手市など、東北は国内有数のホップ産地を擁しています。
また、新潟は日本のクラフトビール発祥の地。「エチゴビール」は、全国第1号のクラフトビールで、1994年に誕生しました。
知れば知るほどに奥深いクラフトビールの世界。東北・新潟のクラフトビールをピックアップし、「BATSUJI BREWING(バツジ・ブリューイング)」ブリュワーの畠山崇裕さんと一緒に紹介する企画「東北・新潟クラフトビール図鑑」スタートします。
東北・新潟クラフトビール図鑑 vol.6
ビールプロフィール
- ブルワリー
- いわて蔵ビール
- 商品名
- 山椒エール
- ビアスタイル
- ハーブ・スパイスエール
- アルコール度数
- 5.0%
- IBU(苦味指数)
- 23
- こだわりのポイント
- アロマホップの代わりに、山椒を使用します。山椒はミカン科の植物なので、ビールに柑橘系の香りとスパイシーな味わいが付加されます。飲みやすい和のペールエールになります。
- いわて蔵ビールとはどういったブルワリーですか?
- いわて蔵ビールは1995年に立ち上がった、東北で最も古いクラフトビールメーカーです。
イギリスで開催されるワールドビアアワード2021で世界1位えを受賞したり、アメリカで開催されるビール鑑評会ワールドビアカップでも受賞するなど数々の世界で受賞しているブルワリーです。
そのおかげで海外にも輸出しており、日本だけでなく世界8か国でも愛飲されています。
ビールの特徴は、チャレンジングなビールが多く、地域の食材とマッチングしたビールを醸造します。
ジャパニーズハーブエール山椒(山椒エール)をはじめ、三陸の牡蠣を使用したオイスタースタウト(牡蠣のスタウト)などが代表ビールになります。
常にチャレンジ精神をもちつつ、もともと酒蔵で醸造しているビールということで、しっかりとした技術を土台にしています。 - いわて蔵ビールからのメッセージ
- ぜひ、仙台から一関は近いのでブルワリーに遊びに来てください。
BATSUJI BREWING ブルワー畠山のおすすめポイント
Japanese Herb Aleというスパイスビールの一種で「世界に伝えたい日本のクラフトビール」でグランプリにも輝いた一品。名前のとおり山椒のスパイスが程よく感じられ、スッキリな飲み口が相性バッチリなビールです。
ブルワリー情報
- ブルワリー
- いわて蔵ビール
- 住所
- 岩手県一関市田村町5-42
- URL
- https://sekinoichi.co.jp/beer/
イベント情報
仙台市青葉区の複合施設「CROSS B PLUS(クロスビープラス)」では、11月27~12月10日(第1回)と2022年1月22日~2月4日(第2回)の両期間中、イベント「東北の魅力を五感でつなぐ 東北ライブレストラン」(主催・仙台市)を開催します。
第1回期間中は、CROSS B PLUSに併設するクラフトビール醸造所「BATSUJI BREWING(バツジ・ブリューイング)の自家製クラフトビール3種に加え、ブリュワー(ビール職人)・畠山崇裕さん選りすぐりの東北6県のクラフトビール6種が味わえます。
関連情報